明峯書院
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2011年11月アーカイブ

2011年11月27日

これは樋口鈴峰の門下生は勿論の事、鈴峰の門下生でありながら、ご自身も教室をお持ちで書道を教えている先生方のご協力も戴いて、5年に一度開催しています。image0-6.jpg


幼稚園児は硬筆を、1年生は半紙2文字、2年生は半紙3文字、課題は力に合わせて2種類決めました     DSCF0339-1.JPG 



4年生は色紙に書きました。色紙に2文字書くのは縦が詰まって書きにくいし、1文字はやさしすぎます。そこで今回は1文字を書いてその下に言葉を入れ楽しい仕上げにしました。
5年生は八つ切りに書きました。学年が上がると同時に紙の大きさも様々に変えてみました。

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教室風景を今回はまったけの雰囲気にしてご紹介しました。いっぺんに会場が晩秋の雰囲気になりました。教室では皆さん楽しく、そして真剣に書いています。
常に動いているものだけを見ている現在、じっと動かないお手本を見て集中して書き上げると言う作業は本当に素晴らしい事と思います。

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6年生は、男の子は条幅に仕上げました。
女の子は半紙の大きさに仮名で、または千字文の書き出しをいつもと違う大きさの字、つまり中字で書きましたが、これは中々難しい事でした。

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中学生は半切三分の一をパネル仕立てにしました。また、中学三年生は卒業の記念に本軸装にしたてました。中学生になると、お習字と違って書道の分野になりますので、課題も漢詩から選んであります。

中学生で仮名をしている人は、扇面の紙に書いて扇子仕立てにしました。京都に表具に出してから1か月も掛かって塗りの仕立てになりました。
扇面に書くと言う事は中々難しい事で、一生の間でも1~2回の貴重な体験になりました。

 

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高校生は近代詩文を書いてみました。
字数が多いので少し苦労をしましたが、メインの字をどこに持ってくるかでこの様に全然違った雰囲気になります。楽しい作業でした。

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大人の方は半切三分の一に書いてみました。
日展や読売展などに出品されていたり、色々な市民展で市長賞を取ったりして、普段は大作を書いている方でも今回は小さい作品で出品しました。大人の方は底知れない力の持ち主ばかりです。

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生徒をお持ちの先生に限って今回は大きい作品を出品しました。
お1人お1人の先生が全部違う御自分のオリジナルを持ってみえます。この部分だけは誰にも負けないという個性です。
昨今の展覧会で同じ構成、同じ書風が何点も並ぶのがありますが、何より明峯書院は個性を大切にしています。

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明峯書院一門展は、皆さんのおかげで3日間で実に1400名の入場者をお迎え出来ました。この準備のため、生徒さんのお一人お一人が御自分の得意分野で力を出して下さいました。
展覧会は、たった1枚を仕上げるのに何枚も何枚も書くという事、自分の作品を人に見てもらうと言うのはどう言う事か、そしてまた他の人の作品も見させてもらう、と言う事を、皆でわかりあえたかったのです。
心からの感謝をこめて「有難う」と申し上げます。

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2011年11月 6日

池田一右さんは1位の市長賞を受賞されました。
題名は「杜甫の詩」中国の明、清時代の尺牘(せきどく・手紙文の事)を想定した自由な筆致であり、染めの紙を使いモダンさを表現してます。

 

DSCF0893-1.JPG4連に分けて書いてそれぞれ縁取りをした表具でアクセントをつけました。
構成を変えるとこの様に違った面白さを味わえますね。



小松皐碩さんは岡田文化財団賞を受賞されました。
題名は「佛説楚摩渝徑一巻」です。敦煌出土の写経の文字を見事に再現している。横画の波法を残し未完成であった楷書を見事に表現している。

 

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紙の色も墨の黒味と良く合っている。字数の多さは力作です。線を引くだけで何時間も費やしそうです。

 

 

 

 

 

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2011年11月 6日

篠木峩峰さんは、津市ロータリー会頭賞を受賞されました。馬王堆の帛書(布に書かれた時代の書)を基本にした篆書です。篆書の基本中の基本は間隔をきちんと揃える事。これが出来ていないと汚いばらばらした字になってしまいます。

 

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漢詩の中で見せる字を選んで大きく書いていますが、だた大きい字だけで仕上げると、単純きまわりなくなってしまいますので、下に小さい字を入れてボリュームを持たせています。小さい字も上の大きい字の下のラインに合わせて流れを創っています。
決まり切った行数で書く平凡な構成とはまた違った楽しさがあります。

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